中山記念/フェデラリスト重賞連勝、ドバイWCへ追加登録

【競馬ニュース】


「第86回中山記念・GII」(芝1800m)は26日、中山11Rに11頭で争われ、中団を追走した3番人気のフェデラリストが、ハイペースの大逃げを打った7番人気のシルポート(2着)をゴール前できっちり捕らえ、1分47秒3のタイムで中山金杯に続く重賞連勝を飾った。さらに4馬身離れた3着は、4番人気のリアルインパクトが入った。なお、1番人気のトゥザグローリーは見せ場なく10着に敗れた。

「結構離れていたから、どうかなと思ったよ」と蛯名が汗をぬぐう。シルポートとの差は最大で20馬身弱。それでも年始から絶好調の鞍上は冷静に対処した。「速い流れだったからあのまま行かないだろうと。手綱を放した時に、いい具合に馬が出た。間に合ってくれるかなって。ここにきて馬がしっかりしてきた。素質が開花しつつある」と本格化の手応えをつかんだ。

陣営は急きょ、ドバイWC(3月31日・メイダン)への追加登録を決めた。田中剛師は「将来は、こういう所に来ることができればいいなと思っていたけど…。ドバイという夢が現れたのはうれしい。騎手時代にはいろんな国で騎乗した。違う立場で海外に行くという目標ができましたね」と笑みを浮かべた。当面は招待を待つ方向。ドバイだけではなく、シンガポール航空国際C(5月20日・クランジ)への出走意思もあり、今後は国内外を問わず、本格的にGIを狙いにいく。急成長を遂げる良血馬が、大舞台で輝く日は近い。



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