【勝率◎競馬予想】 凱旋門賞 悔しい2着!フェスタ頭差で惜敗

【競馬ニュース】

今回の蛯名正義騎乗で2着で終わったんですが・・・日本馬の実力を今回行われた第89回凱旋門賞で見せ付けられたんじゃないでしょうか!

(以下引用)

欧州最強馬を決する「第89回凱旋門賞」(仏G1、芝2400メートル、総賞金400万ユーロ=約4億5600万円)が3日、フランス・パリ郊外のロンシャン競馬場で行われ、日本から参戦したナカヤマフェスタ(牡4=二ノ宮)は頭差2着に敗れた。鞍上の蛯名正義騎手(41)は99年エルコンドルパサー(2着)に続き、あと一歩のところで涙をのんだ。ヴィクトワールピサ(牡3=角居)は8着。勝ったのは今年の英ダービーワークフォースだった。

あと一歩、あと少し。世界制覇の夢が、またも寸前でこぼれ落ちた。大歓声に包まれた直線。ナカヤマフェスタは残り300メートルで外から先頭に立った。フランス入りしてから身に付けた、沈み込むようなフォーム。残り200メートルでもまだ先頭。だがインから英国のダービー馬ワークフォースが、わずか1頭分のスペースをこじ開けてきた。蛯名も左ムチで応戦するが、残り100メートルでインから前に出られた。頭差2着。日本人ファンの悲鳴がブローニュの森にこだました。

「勝ちたかったが、この馬の力は出せたし、いい競馬はできた」。蛯名は悔しさと満足感が入り交じった複雑な表情だ。直線入り口で前を行くダンカンが後退し、ブレーキをかける場面があった。それでも「競馬だから不利は多少はあるもの。3着馬だって不利は受けている。馬はよく走った」と称えた。

フェスタの馬名は宝塚歌劇が大好きだった和泉信子オーナーが名付けた。信子オーナーは昨年11月にがんで亡くなり、父の信一オーナーが名義を継いだ。今回の遠征のチーム名は「すみれの花」。花の都パリに何度も訪れた信子オーナーにささげた一戦だった。堀内助手は信子オーナーから生前にプレゼントされたエルメスの青いネクタイを締めて挑んだ。ロンシャンの空から直線、後押しがあったはずだ。信一オーナーは「惜しかったですね」と柔和な笑みを浮かべた。

99年エルコンドルパサー(2着)の雪辱はならなかったが、蛯名はしっかりと前を向いた。「エルコンドルと同じ着順だったが、馬が違うので何とも言えない。とにかくフェスタの力は出せた。まだ4歳馬、凱旋門賞にはもう一度チャレンジしたい。走りには満足でも、もう1つ上(の着順)があったのだから」。悔しい。だがチャレンジを続けていけば、いつかは手が届く。日本競馬に希望をともしたナカヤマフェスタの快走劇だった。

凱旋門賞10月第1日曜日、仏パリ郊外のロンシャン競馬場で行われる芝2400メートルの欧州最強馬決定戦。仏を代表するビッグレースを創設しようという動きに呼応して1920年新設。下級競走で使われていた「凱旋門賞」のレース名を使用した。欧州競馬を締めくくる大レースで米ブリーダーズCとともに世界最高峰レースに挙げられる。近年では英ダービーキングジョージ凱旋門賞が欧州3冠と呼ばれる。

応援のワンクリックお願いします。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ 人気ブログランキングへ doramix 日記@BlogRanking ブログランキング