桜花賞/ダンスファンタジア、直前の阪神入りで万全

【競馬ニュース】

04年の覇者ダンスインザムードを母に持つ血統馬ダンスファンタジア。デイリー杯クイーンCでは1番人気に支持されたが、伸び切れず6着に終わった。藤沢和師は「前走は勝ち馬が“追い越しレーン”をスイスイと上がっていったのに対して、ずっと内の“バス専用レーン”を走らされたからね」と敗因を口にする。1週前追い切りでは、美浦坂路で4F52.4-12.4秒をマーク。中間は坂路主体で乗り込み、トモの踏み込みも力強い。「放牧でリフレッシュされ、カイ食いもいい。今のいいリズムを崩したくないので直前に阪神入りさせる」。万全の態勢で本番に挑む。

　フィリーズレビューを制した後も、栗東に滞在し調整を続けているフレンチカクタス。1週前追い切りでは、栗東坂路で4F55.1-12.5秒をマーク。軽快なフットワークでラストまで余力は十分。馬体もふっくら見せて気配は良好。「前走は比較的楽な競馬だったから、馬体重はそんなに減っていない。以前はひと息で行ってしまうような感じがあったが、今は我慢が利いて、最後までしっかりと走れるようになった。使うたびに落ち着きも出てきたと思う」と岩藤助手は手応え十分。

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