皐月賞 /武豊&ダノンバラード、父ディープの蹄跡なぞる

【競馬ニュース】

ダノンバラードラジオNIKKEI杯2歳Sディープインパクト産駒第1号の重賞勝ち馬に輝いた。デビューからずっとコンビを組んで4戦2勝の武豊は「初めてまたがったときに素質を感じたから。クラシックに乗れて良かった」と舞台に立てることを喜んだ。

 もちろん、主戦にとっては思い入れが深い。ディープ産駒はこれまで12頭にまたがり、「走るフォームがいい。乗り味がすごくいいんです」と共通点を説明する。その血を受け継ぐダノンバラードも同様だ。「偉大な父と比較するのはかわいそうだけど、フットワークの軽さが似ている」と特長を挙げる。1番人気に支持された前走は9着に敗れたが、敗因は把握済み。「前回の調教では少し気になるところがあった。今回の方が状態が良さそうだし、改めて乗り味がいいと感じた。細かいところが修正できている」。万全の仕上げを手綱越しから感じ、巻き返しへと意欲を燃やす。

 武豊にとって、勝てば皐月賞で単独最多となるV4、クラシックV20、24年連続JRAのGI制覇と、数々の記録がかかっている。「ディープの初年度産駒からクラシックに乗れるのはうれしい。勝てる馬だし、勝ちたいですね」と笑顔をのぞかせる。名手の手綱に導かれ、父の蹄跡をなぞる。

応援のワンクリックお願いします。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ 人気ブログランキングへ doramix 日記@BlogRanking ブログランキング