日本ダービー出走へ、デットーリ騎手に短期免許交付

JRAは25日、ランフランコ・デットーリ騎手に対し、短期騎手免許を交付すると発表した。期間は5月28日(土)〜5月29日(日)。身元引受調教師は中竹和也調教師(栗東)、身元引受馬主は猪熊広次氏。29日の日本ダービー(GI)では皐月賞(GI)4着馬デボネア(牡3、栗東・中竹和也厩舎)に騎乗予定。

　“フランキー”の愛称で知られる世界的名騎手・デットーリ騎手は日本ダービー(GI)の騎乗が実現すれば初。日本では96年ジャパンC(シングスピール)、02年ジャパンCダート(イーグルカフェ)、02年ジャパンC(ファルブラヴ)のGI・4勝を挙げている。06年11月(ジャパンCでウィジャボードに騎乗)以来、約4年半ぶりの来日となる。

【経歴】
1970年 12月15日生まれ　イタリア国籍
1986年イタリア騎手免許取得
2009年 429戦103勝(英リーディング13位)
2010年 541戦123勝(英リーディング5位)

【主要G1勝鞍(2009年以降)】
2009年クリテリウムドサンクルー(フランス)、ジョッキークラブ大賞(イタリア)
2010年フィリーズマイル、クイーンエリザベスII世S、レーシングポストトロフィ(以上イギリス)、ドイチュラント賞(ドイツ)、ヴィットーリオディカプア賞、ローマ賞(以上イタリア)、BCターフ(アメリカ)、香港ヴァーズ(香港)
2011年英1000ギニー(イギリス)、ドバイシーマクラシック(UAE)

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