ヴィクトワールピサ、凱旋門賞の結果次第で引退かJCへ

【競馬ニュース】


2年連続で凱旋門賞・仏G1(10月2日・ロンシャン)へ挑戦するヴィクトワールピサ(牡4歳、栗東・角居)が、同レースを勝てばそのまま現役を引退し、種牡馬入りするプランがあることが19日、分かった。この日、阪神競馬場で行われた「ドバイWC優勝記念セレモニー」終了後、市川義美オーナー(74)が「先生(角居師)との相談になるが、凱旋門賞を勝つようなことがあれば、そのまま引退させるつもりでいます」と明かした。

 さらに「負けた場合はジャパンC(11月27日・東京)に向かうと思う」と説明。角居師は「まだ話は聞いてませんし、全てはレースが終わってからでしょう。勝てば求めるところがなくなるということではないでしょうか」と慎重に語った。

 また前哨戦はチャンピオンSから、フォワ賞・G2(9月11日・仏ロンシャン)に変更。ヒルノダムールナカヤマフェスタと同じステップで本番に向かう。現在は北海道千歳市社台ファームで放牧中だが、7月中に函館競馬場へ移動。美浦トレセンで出国検疫を受けてから、8月10日にライバルの2頭とともに出国する予定だ。



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