秋華賞/“最後の1冠は譲れない”ホエールキャプチャ

【競馬ニュース】

悲願のGI制覇に並々ならぬ思いを抱くのは、関東のエース・ホエールキャプチャだ。世代のトップを走りながらも、届きそうで届かなかったGIタイトル。阪神JF桜花賞で2着。オークスではメンバー最速の3F34秒0で追い込んだが、首+鼻差の3着と勝利はかなわなかった。

だが、前走のローズSは好位から直線であっさり抜け出す、完璧なレース運びで快勝。桜花賞&オークスの両GI馬が伸びあぐねるなか、秋初戦で人気に応える好発進を決めた。「前に行ってもヘコたれなかったね。早く抜け出したのでやめようとしていた。直すところは一杯だよ」と蛯名厩務員は勝利を喜んだ。

久々を快走した反動はない。6日の栗東坂路では主戦の池添が騎乗し、4F53秒3-38秒5-11秒9。鋭い伸びを披露すると、9日も坂路で馬なりながら、4F52秒1-36秒9-12秒7の好タイムを計時した。「調子がいいと時計が出るね。日曜(9日)はそこまでやろうと思っていなかったが、乗り手とケンカしないで気分良く走ってのもの。疲れは全くない」と上昇気配がうかがえる。


陣営の思いはただひとつだ。“最後の1冠は譲れない”。




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