種牡馬入り、凱旋門賞2着のナカヤマフェスタが引退
【競馬ニュース】
JRAは2日、10年宝塚記念(GI)を制し、同年の凱旋門賞(仏G1)で2着に健闘したナカヤマフェスタ(牡5、美浦・二ノ宮敬宇厩舎)が、同日付で競走馬登録を抹消したと発表した。今後は北海道沙流郡日高町のブリーダーズスタリオンステーションで種牡馬となる予定。
同馬は父ステイゴールド、母ディアウィンク(その父タイトスポット)。半妹にディアアレトゥーサ(福島記念-GIII・2着)がいる血統。
デビュー2連勝で東京スポーツ杯2歳S(GIII)を制覇。翌年のクラシック戦線は皐月賞8着、日本ダービー4着、菊花賞12着という成績に終わったが、4歳時に本格化。8番人気で臨んだ宝塚記念ではブエナビスタ、アーネストリー、ドリームジャーニーらを抑えGI初制覇を果たした。その秋はフランスに遠征し、凱旋門賞ではワークフォース Workforceにアタマ差2着という健闘を見せた。10月2日の凱旋門賞(11着)が最後のレースになった。通算成績15戦5勝(うち海外4戦0勝、重賞3勝)。
応援のワンクリックお願いします。