京都牝馬S/ブロードストリート、充実一途で惜敗にピリオド

【競馬ニュース】

09年の秋華賞2着馬が反転攻勢に出る。ブロードストリート栗東DPを単走。素軽いフットワークで徐々にピッチを上げると、ナチュラルにしまいを伸ばし、5F66.2-36.8-11.5秒のタイムをマークした。

またがった鮫島(レースは藤田)も「いい手応え。全身を使って走っていますね。馬なりだったけど、いい動きでした。馬ができあがっている」と納得する。見届けた藤原英師も「先週も良かったが、今週もいい動きだった。フレッシュさが出てきた」と目を細めた。

かつてブエナビスタレッドディザイアとしのぎを削った素質馬は、明け5歳を迎えて、さらに上昇ムードを漂わせる。「以前はいろいろと弱かったけど、それでも走っていたからな。能力が高いということだろう。最近は肉体的にもしっかりしてきたと思う」と指揮官は充実を口にする。

昨年末の愛知杯2着後は短期放牧を挟んで、心身ともにリフレッシュ。帰厩後も入念な乗り込みを施されてきた。「今春はヴィクトリアマイルに駒を進めたい。ただ、GIうんぬんというより、今はどんなレースでも結果が出せる仕上がり」と09年ローズS以来の重賞Vに向けて鼻息が荒い。

昨年のヴィクトリアマイルでは5着に終わったが、勝ったブエナビスタとはわずか0.1秒差。マイル戦も十分に守備範囲だろう。「これまで千八から二千のつくり方をしてきたが、マイルでも対応はできると思う。どんな走りをしてくれるか楽しみ」と意欲満々。惜敗続きにピリオドを打つとともに、春の大目標に向けて一路進撃といく。

提供:デイリースポーツ

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