根岸S/セイクリムズン大一番へ「マイルもOK」

【競馬ニュース】


「第25回根岸SGIII」(ダート1400m)は30日、東京11Rに16頭で争われ、2番人気セイクリムズンが、直線で抜け出しを図る3番人気ダノンカモン(2着)を外から競り落とし、1馬身1/4差をつけて重賞連覇を果たした。勝ちタイムは1分23秒0。3着は3馬身差で10番人気ダイショウジェット。1番人気ケイアイガーベラは気分良く逃げたが、残り1F手前で失速し8着に敗れた。

「外へ出した瞬間にハミがかかって、その時に勝ったと思った」と騎乗した幸。思い描いていた通りの競馬に納得の表情を浮かべ、力強く差し切った内容に「2走前の東京で強い勝ち方をしたし、同じような競馬ができれば勝てると思っていた」と胸を張った。服部師も「精神的に強くなった。ひと皮むけた」と成長をアピール。この強さは、もう本物だ。

次はGI・フェブラリーS(2月20日・東京)だ。距離は1F延長となるが、「マイルに不安は感じていない。馬がずぶくなってきたし、千二、千四から適性が千四、千六に変わってきた」と指揮官が言えば、幸も「今日も最後までしっかり伸びていたし、200m延びても問題はない」と不安を一掃する。

服部師&幸のコンビで思い出されるのは、交流GIで7勝したブルーコンコルドだ。ダートのマイル戦で強さを発揮しながら、フェブラリーSだけは、4回参戦して5、4、2、2着と縁がなかった。「いい先輩を追いかけてほしい」と幸。先輩が苦汁をなめさせられた舞台へ、さらに勢いを加速させる頼もしい後輩が、先輩の忘れ物を取りに行く。

提供:デイリースポーツ


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