きさらぎ賞/好時計のウインバリアシオンに福永も納得
【競馬ニュース】
力強いフットワークで好時計をたたき出した。ウインバリアシオンは栗東CWでローレルジャブラニ(3歳500万下)と併せ馬。鋭い反応を見せて1馬身の先着を果たすと、6F81.4-38.6-12.0秒をマークした。「タイムも動きも良かった。一度使って動きに切れが出てきたし、前走よりもいい状態で臨めると思う」。またがった福永は納得の表情を見せた。
「経験を積めばGIが見えてくると感じた。課題も出たけど、期待も抱かせた一戦」。4着に敗れたラジオNIKKEI杯2歳Sをユーイチはこう振り返る。「太めは感じなかったけど、返し馬の感触はそれまでに比べていいものではなかった」。手綱越しからは久々を感じたが、実戦に行けばセンスの良さを見せた。不利な外枠だったうえに遅いペース。「前半から出していった分、掛かり気味になったけど、それほど負けていないし、能力上位を再確認した」と、ほれ直した。
きさらぎ賞は連対馬からダービー馬も出ているクラシックの登竜門。「期待している馬だし、京都1800mを選んだ以上は内容を濃いものにしたい。もちろん結果も」。ごまかしの利かない力勝負の舞台なら負けられない。重賞タイトルを手に春の主役へと躍り出る。
提供:デイリースポーツ
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