天皇賞・春/ナムラクレセント、強力4歳勢なぎ倒す

【競馬ニュース】

会心のVだった。14度目の重賞チャレンジとなった阪神大賞典で初タイトルを手にしたナムラクレセント。「展開もペースも位置取りも全てがうまく行った結果や」。福島師はそう振り返るが、3馬身半差をつけてのVゴールは、やや勝ちみに遅いイメージを見事に払しょくするものだった。

 3000m以上のレースでは3、3、4、1着。そこには08年菊花賞の銅メダル、昨年の天皇賞・春の4着も含まれる。「去年は1勝も挙げられなかった。それが今年は2戦ともに内容がいい。落ち着きが出てきたことと、和田との相性もいいからかな」とトレーナーは目下の充実ぶりを分析する。

「難しい馬ですよ。でも、少しずつ癖をつかんできたのかな」とうなずくのは和田。「前走みたいに飛ばして逃げる馬がいない。一発を狙う意味でも、自分で行っちゃた方がいいかも。周りに馬がいると、ムキになるところがあるから」と“逃げ”も選択肢に入れる。

「いずれにせよ、いかにスムーズ運べるか。自分との戦いです」。その戦いに打ち勝ちさえすれば、強力4歳勢を倒すことも夢ではない。


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