天皇賞・春 /7番人気ヒルノダムールが父仔制覇

【競馬ニュース】

 1日、京都競馬場で行われた第143回天皇賞・春(4歳上、GI・芝3200m)は、藤田伸二騎手騎乗の7番人気ヒルノダムールが道中は中団を進み、直線では外から鋭く追い込んだ3番人気エイシンフラッシュの追撃を1/2馬身差抑え優勝した。勝ちタイムは3分20秒6(稍重)。さらに1.1/2馬身差の3着に5番人気ナムラクレセントが入り、1番人気トゥザグローリーは13着、2番人気ローズキングダムは11着に終わった。

 ヒルノダムールは前走の大阪杯に続く重賞2連勝で、GIは初制覇。02年に勝利した父マンハッタンカフェに続く父仔制覇となった。

 鞍上の藤田伸二騎手はフェブラリーS(トランセンド)に続く今年のGI・2勝目。管理する昆貢調教師は、09年スプリンターズS(ローレルゲレイロ)以来のGI制覇で、通算5勝目となった。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

【勝ち馬プロフィール】
ヒルノダムール(牡4)
父:マンハッタンカフェ
母:シェアエレガンス
母父:ラムタラ
厩舎:栗東昆貢
通算成績:14戦4勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:11年大阪杯(GII)

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