社台SSで種牡馬入り、カジノドライヴが引退

【競馬ニュース】


08年のピーターパンS・米GIIで、日本調教馬として初めて米のダート重賞を制したカジノドライヴ(牡6歳、美浦・藤沢和)が現役を引退し、北海道の社台スタリオンステーション種牡馬入りすることが3日、明らかになった。

兄ジャジル、姉ラグズトゥリッチズが、北米3冠最終戦ベルモントS(カジノドライヴは直前で取消)を制しており、米での種牡馬入りのオファーもあったが「せっかく日本でも走らせた馬。(社台が)いい肌馬をつけてくれることを約束してくれたし、この血統が日本でどれだけ成功するか期待したい」と山本英俊オーナーが日本での種牡馬入りを決断した。

「夢を見させてもらったが、屈腱炎によるブランクは大きかった」と藤沢和師は無念の表情。競走成績は11戦4勝。5月29日のつばさ賞8着が最後のレースとなった。


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