プロキオンS/唯一のGI馬スーニに復活の兆し

【競馬ニュース】


小雨の降り落ちるなか、スーニは栗東坂路で単走追いを行った。
まずは1本目、ウォーミングアップを兼ねて、落ち着いた雰囲気で軽めの登坂。2本目は前半から気合をみなぎらせ、残り2Fはハードに攻める。
水分を含んだチップをものともせず、4F53秒6-38秒4で、ラストの2Fは12秒4-12秒3と鋭伸。きっちりとまとめてきた。

「先週にCWでやっているので、今週は坂路でビシッと追いました。いつもと変わらずいい動きだったし、馬場状態を考えればいい時計が出ましたね」と高島助手。真っすぐに駆け上がる姿に、目尻を下げる。

10年4月の東京スプリントを最後に、11戦も勝利から遠のいているが、前走のさきたま杯(3着)に復活の兆しを見いだした。
「1年ほどメンタルの面で戻ってこなかったが、前走の返し馬で川田騎手が「これまでと違う」と話していた。負けはしたが、スーニらしく、ゴール前までしっかりと走れていました」と振り返るように、好調時のしぐさが戻った。
歴戦の猛者にコースや馬場状態は不問。58キロは克服可能な斤量だけに、メンバー唯一となるGI馬の底力を見せつける。



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