七夕賞/キャプテントゥーレ、大逃走で夏の王者へ

【競馬ニュース】


完全復活への強烈デモだ。
キャプテントゥーレは、朝一番の栗東坂路に登場。小牧を背に勢いよくスタートすると、自ら首を使い、芦毛の馬体を豪快に揺らして一完歩ごとにスピードを上げる。鞍上に軽く気合をつけられると、ギアを入れ替えてさらに鋭く加速。
最後まで脚色は鈍ることなく、4F50秒8-37秒1-12秒1の猛時計をマークした。


小牧も「いつも通りの動きですね。馬に乗った感じもすごくいい。元気もあるしね。息もすぐに入ったよ。(ラスト1F)12秒1?速いね」と好感触だ。見届けた徳江助手も「いつもと変わりないですね。走れる状態にありますよ。一定間隔で競馬に使っているので、状態はいい意味で平行線」と及第点を与えた。


舞台は08年皐月賞以来となる中山2000m戦。完全復活を証明するのにこれ以上のコースはない。
58.5キロのトップハンデもGI馬の勲章だ。鞍上も「58キロで乗ってても斤量が気になったことはないから。とにかくスタートがいい馬。僕と合ってるね。ここ2走は完全な勝ちパターンで負けてるんで」と復権に向けて力が入る。
重賞5年連続Vからサマー2000シリーズチャンピオンへ。七夕様に託した願いを、自らの大逃走で叶えてみせる。



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