アイビスSD/エーシンヴァーゴウ好発進、坂路で一番時計

【競馬ニュース】

夏の主役の座は譲らないとばかりに、エーシンヴァーゴウ栗東坂路で躍動した。時計の出やすい開門直後の時間帯とはいえ、4F50秒1-36秒6-12秒3は栗東坂路の一番時計だ。

「気難しいところがあって(勝ち上がるまでに)時間がかかったけど、もともといい馬だからね」とまたがった福永。さも当然といった表情を浮かべて好調ぶりを伝えた。

2走前の小倉で準オープンを卒業。前走はスピードの高さを見せつけて快勝し、直線競馬への適性を示した。「まだ気性のきつさは残るが、昨秋あたりから本来の能力とかみ合ってきた感じ。クラスが上がったことで、ペースがマッチしたのも大きい」と高田助手は充実ぶりに目を細める。

相変わらず左にもたれる癖はあるものの、コースでの調教が左回りとなる日曜にCWで調整するなど工夫も重ねてきた。「無理に引っ張ることが少ない分、距離は短いほどいいですね」。結果を出したばかりの舞台で、さらなる躍進を誓う。

中間は短期放牧を挟んで、減った馬体の回復に努めた。「間隔をあけて使うことがいい方向に出ている。脚力があるので馬場状態は気にしないタイプだが、良馬場ならさらにスピードが生きると思う」。
過去10年で牡馬(セン馬を含む)が95頭中8連対(8.4%)にとどまっているのに対し、牝馬は58頭中12頭(20.7%)とデータ的にも圧倒。JIS+2D60夏は牝馬JIS+2D61という格言をダイレクトに映し出す重賞で、その存在感をいかんなく発揮してみせる。


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