小倉記念/ホワイトピルグリム、小倉で存在感示す

【競馬ニュース】


ホワイトピルグリムが重賞初制覇に向け好気配だ。
先週の函館記念は同厩舎のキングトップガンが直線をしぶとく伸びてV。北の大地で勝ちどきを上げたベテラン8歳馬に負けじと、開幕週の小倉で存在感を示す。

2走前の金鯱賞は強力メンバーを相手に4着。中山初参戦となった前走は、直線の急坂に苦労しながらも4着に食い込んだ。折間助手は「前走はよく来てくれた。今年は昨年に比べて無理使いをしていないので、状態はいいですよ」と仕上がり具合に胸を張る。中間は短期放牧を挟んでリフレッシュ。帰厩後も過不足なくケイコを消化した。

「ボコボコの馬場は良くないが、きれいな馬場なら、少々雨が降ってもやれる。キングトップガンとともに、サマーシリーズを盛り上げていきたいですね」と仕上げ人は腕まくり。
これまでの勝ち鞍5つの内訳は京都2、小倉2、福島1で、直線が平たんなコースは大歓迎のクチ。8着に敗れた昨年のうっぷんを晴らし、厩舎の先輩とともに夏競馬を熱くさせる。

ヤマニンキングリーが調子を上げてきた。1週前は石橋守(レースは武幸)を背に、栗東CWでヒシアカデミー(5歳1000万下)に1秒3先着と快活さをアピール。
昨年12月の中日新聞杯11着以来、8か月ぶりの実戦となるが、河内師は「絶好調。夏場に小倉を走らせるのは初めてだが、休んでいた分、疲れもないからね。できれば内枠がほしい」と意欲的だった。


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