種牡馬入り、皐月賞馬アンライバルドが引退。

【競馬ニュース】

JRAは18日、09年皐月賞(GI)を制したアンライバルド(牡5、栗東・友道康夫厩舎)が、同日付で競走馬登録を抹消したと発表した。今後は種牡馬となる予定だが行先は未定。

同馬は父ネオユニヴァース、母バレークイーン(その父Sadler's Wells)。半兄にフサイチコンコルド(日本ダービー-GI)、ボーンキング(京成杯-GIII)、甥にヴィクトリー(皐月賞)、リンカーン(阪神大賞典-GII)などがいる血統。

後に“伝説の新馬戦”と呼ばれるデビュー戦でリーチザクラウン、ブエナビスタ、スリーロールスを下して初勝利を挙げると、翌年、スプリングS(GII)を制して臨んだ皐月賞で父に続く父仔制覇を果たした。しかしその後は勝利を挙げることはできず、約1年5か月ぶりの出走だった今年5月の金鯱賞(GII、5着)が最後のレースとなった。通算成績10戦4勝(重賞2勝)。

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