札幌記念/ネオヴァンドーム、良馬場で巻き返しへ

【競馬ニュース】


ネオヴァンドームが北の大地で虎視たんたんと主役の座を狙う。前走の金鯱賞は、これといった見せ場をつくれず10着。しかし、敗因は明白と言っていいだろう。「道悪に尽きますね。ガッチリとした牡馬だけど、こう見えて繊細。少しでも下が悪いと嫌がってしまうので」と久保助手は分析。決して力負けではない。

中間は放牧を挟んでオーバーホール。予定していた函館記念には間に合わなかったものの、その分、ここまで内容の濃い調教を積むことができた。「カッとしやすいタイプなので、ずっと単走でやっているが、追うごとに状態が良くなっていった。走るときのフォームがグッと低くなっている」と仕上がりに胸を張った。

週末の札幌は好天が見込めるとあって「良馬場なら楽しみですね」と仕上げ人のトーンは高い。前走からの巻き返しを果たすとともに、秋の最大目標である天皇賞・秋(10月30日・東京)を見据え、ここで一気に弾みをつけておきたいところだ。

有馬記念14着以来となるレッドディザイアが、8か月ぶりの実戦に挑む。「疲れは抜けているし、気持ちで競馬を走るとは思うが、いいころと比べると…」と斉藤助手は控えめだったが、メンバー唯一のGI馬として地力を発揮したいところ。「またブエナビスタとやれたらいいですね。大きな舞台に行けるように、今後につながる競馬を」と期待を寄せた。



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