菊花賞/上がり馬ダノンマックインに橋口師も色気

【競馬ニュース】


完全無欠と思われた2冠馬の夢が、淀の長丁場で散った例は珍しくはない。むしろ、過去10年の勝ち馬のうち、7頭が春のクラシック不出走というデータからも、トレンドは夏場に力をつけてきた上がり馬。条件戦を連勝したダノンマックインにも、最後の1冠を手にする資格は十分にある。

指揮する橋口師自身も近況の勢いは抜群だ。ローズキングダム(京都大賞典)、クラレント(デイリー杯2歳S)で2週連続で重賞V。現役最多18頭目の菊参戦に「ハーツクライの子で(菊花賞に)出られる喜びを感じている」と腕まくりだ。

3冠阻止の“実績”もある。03年には、ネオユニヴァースザッツザプレンティで撃破。早め先頭の積極策で後続の追撃を封じた。「ザッツはもともと相当な実力馬。アンカツ(安藤勝)の好騎乗もあった。今回とは違うと思うよ」と控えめだが、マックインにも「距離は大丈夫。使うからには掲示板を。三千は未知だし、そこにかけたい」と意欲ものぞかせる。安定して前々で運べる脚質は強み。淡々と運んで、アッと言わせるシーンを演出したい。




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