エリザベス女王杯/レーヴディソール、復活は「半信半疑」

【競馬ニュース】

無敗の2歳女王レーヴディソールが復活の時を迎える。桜花賞を前に右前脚トウ骨遠位端骨折で戦線離脱。以降、懸命な治療と調整を重ね、ようやくレースへと戻ってくる。「全て順調ということはないよな」。松田博師の言葉が、ここまでの苦難を物語る。

注目の1週前追い切りは、福永を背に栗東CWで6F85秒5-11秒7(馬なり)をマーク。少し攻め不足の印象を受けるが、中間はプールも併用して入念な乗り込みを消化。しまいはさすがの伸び脚だ。「まだ緩さはあるが、もともとのエンジンが違うから」と主戦は能力の高さを再確認した。

5日にもCWを6F90秒6で周回。師は「体は絞れてきたけどな」と、調教ごとに状態を上げる愛馬に一定の手応えをつかみつつも、「今度は距離も初めてやしな。息遣いもまだ。どんな結果が出るか。半信半疑やな」と偽らざる胸の内を明かす。欲を言えば、もう少し時間をかけて調整したいところだが、「新馬戦の時もこういう調教だったからな」と振り返る。

史上最少キャリア5戦目で、02年ファインモーション以来、史上2頭目となる無敗の古馬GI制覇に挑む。外国馬など難敵はそろうが「あとは能力にかけるだけや」と師は、愛馬の計り知れない底力に期待を寄せる。“21世紀の芦毛伝説”が再び幕を開ける。




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