エリザベス女王杯/アニメイトバイオGI獲りへ手応え

【競馬ニュース】


阪神JF秋華賞アニメイトバイオがGIタイトルに、あと一歩まで迫った一戦の勝ち馬はともにアパパネだった。その同世代の強大なライバルが思わぬ大敗を喫した府中牝馬Sで、対照的に本番への大きな手応えを得る2着。本来の姿を取り戻し、自信を胸にGI獲りを狙って西下する。

火曜の朝、美浦坂路を2本駆け上がった姿を見届けて、自信ありげにうなずいた牧師。「促してエンジンをかけていかなきゃいけない馬。そういう意味で田辺は合うし、本人も手応えをつかんでくれたはず」と前走が初コンビだった鞍上への信頼感も口にした。

その田辺は、レースでのファーストコンタクトではいい意味で裏切られたという。「ローズSを筆頭に、内を割ってきての好走が多い馬。馬群で闘志を燃やしながらじゃないと遊んでしまうイメージがあった。でも、外枠もあって仕方なく直線で大外に出しても、しっかりと伸びた。油断すると気を抜く面はあるが、それを確認できたことも含めて、自分にとって収穫だった」と振り返る。

先週終了時点で、既に自己ベストを大きく更新する77勝を挙げ、今年は一気にトップジョッキーの仲間入りを果たした。「例年ならこの時期、裏開催の新潟で乗っている自分が、GIに次々と乗れるんですからね」と経験したことがない状況を自らが楽しんでいる。

一方、開業4年目の牧師も躍進が目立つ。9月以降では全国トップタイとなる10勝を挙げ、自身初の年間30勝に王手をかけ、リーディング上位に躍進してきた。調教師、騎手の勢い、そして立ち直った実力馬。強豪を蹴散らしての待望のGI初制覇も夢ではない。




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