鳴尾記念/レッドデイヴィス復活V、有馬記念参戦へ

【競馬ニュース】

「第64回鳴尾記念・GIII」(芝1800m)は2日、阪神11Rに13頭で争われ、4番人気のレッドデイヴィスが骨折明け初戦を見事に勝利。中団追走から残り1F過ぎで抜け出し、1分45秒6のタイムで重賞3勝目を挙げた。直線で猛追した6番人気のショウナンマイティは首差及ばず2着。さらに半馬身差の3着には1番人気のサダムパテックが入り、3歳勢が上位を独占した。

3冠馬を破った実績は本物だった。鮮やかな復活劇で重賞をゲットした。初コンビのMデムーロは「素晴らしい。7か月ぶりでプラス20キロがどうかと思ったが、リフレッシュができていた」と笑顔を浮かべる。この日は母・ラファエロさんの57歳の誕生日。「おめでとうと言いたい」と重賞Vとともにお祝いの言葉を贈った。

音無師も「好位からの指示だったが、ゲートが後入れで反応が良くなかった。早めに動いた分、最後は詰められたが、よく頑張ってくれた」と勝負根性をたたえた。この勝利で結果次第だった有馬記念(25日・中山)への出走も決定。頂点へと駆け抜けたライバルとの再戦、強豪馬がそろう夢舞台でその才能をいかんなく発揮する。

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