JCダート/連覇のトランセンド、フェブラリーSから始動

【競馬ニュース】


「第12回JCダート・GI」(ダート1800m)は4日、阪神11Rに16頭で争われ、果敢にハナを奪った1番人気のトランセンドが貫禄の逃げ切り勝ち。史上初の同レース連覇を果たすとともに、ダートGI4勝目を飾った。勝ちタイムは1分50秒6。2着は馬群を割って猛追した5番人気のワンダーアキュート、鼻差の3着は、2番手追走から粘り込みを図った2番人気のエスポワールシチーが入った。

終わってみれば“1強”だった。藤田も「1番人気に応えられてホッとした」と安どの表情を浮かべた。大外枠ゆえに、かえってケレン味のない走りができた。1角での動きが審議対象となったが、セーフの判定に主戦は胸をなで下ろす。「自分の馬が一番強い競馬をするには、ハナに行くしかないからね。1コーナーまでのロスが響いても、叱咤激励してやればハナを奪える。行き切った時点で、向正面では押し切れるだろうと思った」と、相棒に対する信頼は揺るぎない。

今年はJRAのダートGIを3勝。ドバイワールドCでは、ヴィクトワールピサの2着に粘って日本馬ワンツー。その過酷な戦いをものともせず、きっちりと結果を出してきたのだから恐れ入る。「たくましくなってくれた」と安田師も成長ぶりに目を細めた。

来春は今年と同様にフェブラリーS(2月19日・東京)から始動し、ドバイワールドC(3月31日・メイダン)で悲願の世界一を狙う。



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