年度代表馬はオルフェーヴルに決定

 JRAは6日、「2011年度 JRA賞 受賞馬選考委員会」を行い、記者投票の結果に基づき年度代表馬、競走馬各部門の受賞馬を決定したと発表した。

 年度代表馬には史上7頭目の三冠を達成したオルフェーヴルが選出。2011年は三冠制覇のほか有馬記念(GI)も制し8戦6勝2着1回、3着1回の成績を残した。なお、各部門の受賞馬、関係者のコメントは以下の通り。

年度代表馬
オルフェーヴル(牡3、栗東池江泰寿厩舎)
【関係者コメント】
・(有)サンデーレーシング 吉田俊介
「昨年は三冠を獲得しただけでなく、有馬記念での古馬との初顔合わせをも制することができ、本当に強くなってくれたという思いで一杯です。今年も、凱旋門賞という大きな目標に挑戦するということもあり、さらなる飛躍を期待したいと思います。ありがとうございました」

池江泰寿調教師
「選考いただき光栄に思います。昨年のこの時期には、年度代表馬になるような成績は残せていませんでしたが、牧場及び厩舎スタッフ、さらに池添騎手がこの馬に競馬を教え込んだことが年度代表馬という結果につながったものと思います。今後はこの名誉に恥じない成績としてぜひとも凱旋門賞に勝利し、『世界一』の称号を得られるようしっかり準備をしていく所存です。ありがとうございました」

池添謙一騎手
年度代表馬の受賞は今まで無く、騎手として選ばれたら良いなと思っていました。オルフェーヴルに出会って、年度代表馬の騎手になれたのを誇りに思います。年度代表馬の名に恥じないよう、今年もオルフェーヴルと一緒に頑張っていきたいと思います」

最優秀2歳牡馬
 アルフレード(牡2、美浦手塚貴久)

最優秀2歳牝馬
 ジョワドヴィーヴル(牝2、栗東松田博資)

◆最優秀3歳牡馬
 オルフェーヴル(牡3、栗東池江泰寿)

◆最優秀3歳牝馬
 アヴェンチュラ(牝3、栗東角居勝彦)

◆最優秀4歳以上牡馬
 ヴィクトワールピサ(牡4、栗東角居勝彦)

◆最優秀4歳以上牝馬
 ブエナビスタ(牝5、栗東松田博資)

◆最優秀短距離馬
 カレンチャン(牝4、栗東安田隆行)

◆最優秀ダートホース
 トランセンド(牡5、栗東安田隆行)

◆最優秀障害馬
 マジェスティバイオ(牡4、美浦田中剛)
※馬齢は昨年のもの