新潟記念/ナリタクリスタル、コース変わりは歓迎

【競馬ニュース】

昨年の覇者ナリタクリスタルが、連覇に向けて調子を上げてきた。1週前追い切りは、武豊を背に栗東CWで6F79秒3-11秒8(一杯)をマーク。僚馬2頭を並ぶ間もなくかわすダイナミックな動き。もたついた前回とは雲泥の差がある。木原師は「レースを想定して前を追いかける形での追い切り。集中力を欠くこともなく、いい併せ馬ができました。前走は流れについて行けなかったが、それでも時計的に大きく負けていない。新潟に変わって力を出してくれれば」とコース変わりを歓迎した。

七夕賞はゴール前の猛追及ばず2着に敗れたタッチミーノット。吉沢助手は「安定して走れるようになってきたし、重賞を勝てるところまで来ている」と成長ぶりに胸を張る。
1週前追い切りでは、美浦Dで6F86秒3-11秒8(一杯)をマーク。しまい重点に追われ迫力満点の伸び脚を披露。馬体からも充実感が漂い、出来は申し分ない。「ここに来て落ち着きが出てきたし、以前のイライラするようなところは解消されつつある。大人になってきたね。何とか頑張ってほしい」と重賞初Vに期待を込めた。

応援のワンクリックお願いします。