京都記念/ゲシュタルト、善戦止まりにピリオドへ

【競馬ニュース】

得意の京都で飛躍を期すのはゲシュタルト。今年一発目のAJCCでは3着に終わったが、影山助手は「荒れた内側を通らされたからね。それに、最後も(2着の)ナカヤマナイトと併せ馬の形だったら違ったかもしれない」と前向きに語る。

勝ち鞍2つはいずれも京都でマークしたもの。なかでも、2200m戦は一昨年に京都新聞杯を制した舞台だ。「乗ったり、見たりしている限りでは悪いところはない。状態はいい意味でキープできている。うまくかみ合えば、ここでも崩れることはないと思う」と仕上げ人は意欲的。善戦止まりにピリオドを打ち、“京男”ぶりをアピールするか。

昨秋のJC5着馬ウインバリアシオンが、始動戦を迎える。松永昌師は「具合が良かったので、早く放牧先から戻した。背も伸びたし、緩さも解消されてきている」と着実な成長に目を細めた。クラシック戦線ではオルフェーヴルの後じんを拝してきたが、前走で古馬を相手に奮戦。「1個ぐらい大きいのを獲らせたい」。淀で弾みをつけてGIに殴り込む構えだ。





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